口内炎から速効で解放される治しかた

2017年1月16日

口内炎とは

口の中に、白い膜のようなものができて、そのまわりに赤く炎症ができて痛むのが口内炎です。

食事をしたり、歯を磨いたりするときなど、その部分に刺激を与えると、痛みが強くなります。

 

口内炎の種類と原因

アフタ性口内炎

アフタとは、皮膚の表面にできる潰瘍の一種です。一番多く見られる口内炎です。

歯茎や頬の内側、舌、唇、上あご等にできます。希に、扁桃腺の近くにもできます。

再発しやすく、ひどいときは発熱することもあります。

口の中の傷

口の中を噛んでしまったり、硬いものを食べて口の中が傷ついてしまったときに、その傷口から雑菌が入り込んで炎症を起こしたものです。

免疫力の低下

なんらかの病気や、疲労、睡眠不足、不摂生、ストレス等で免疫力が低下してなることがあります。

栄養不足

ビタミンB群の不足でなりやすくなるといわれます。

カタル性口内炎

赤い斑点状の炎症が口の中にできる病気です。ひどくなると、白くただれたり、ひび割れができたりします。炎症の境界がどこなのかはっきりしないことが多く、場合によっては口の中全体が腫れ上がったりします。あまり痛みは強くありません。

口の中の傷

アフタ性口内炎同様、口の中を噛んだりして傷ついたところにできます。

唾液の減少

ストレスや薬の副作用等で唾液の分泌が減ると、口内炎ができやすくなります。

歯のかぶせものや矯正器具

歯のかぶせものが合っていなかったり、歯の矯正器具が歯茎や粘膜に触れたりして起きます。

免疫力の低下

アフタ性口内炎同様、免疫力の低下が発病の要因になります。

カンジダ性口内炎

入れ歯や口の中が不潔な場合、もともと口の中にいるカンジタ菌というカビの一種の動きが活発になって炎症が起きます。口の中に、白くて薄い膜のようなものができます。幼児・高齢者・糖尿病患者などがなりやすいです。幼児に出来た場合は、鵞口瘡(がこうそう)ということもあります。

アレルギー性口内炎

アレルギーを引き起こすアレルゲンが口の中に入ることによって引き起こされる口内炎です。

アレルゲンは、人によりさまざまですが、果物・野菜・チョコレート・そば・牛乳などが多いようです。銀歯や入れ歯の金属でなることもあります。

ウィルス性口内炎

日本人の大半は単純ヘルペスウィルスに感染しているといわれますが、免疫力が低下しているときや乳幼児の場合に、免疫で抑えられずに引き起こされる口内炎です。ヘルペス以外のウィルスでできることもあります。

唇や舌が赤く腫れあがり、熱が出ます。発熱は数日で治まりますが、口の中に水疱ができて、それが破れて潰瘍になったりして、治るのに一週間から十日くらいかかります。

ニコチン性口内炎

タバコの煙の熱の刺激や、熱による口の渇きで唾液が減って雑菌が繁殖しやすくなること等が原因と考えられています。舌に白い斑点ができたり、上あごに赤い斑点ができたりします。痛いというより、ピリピリする感じがすることが多いようです。

 

歯磨き粉と口内炎

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歯磨き粉に入っているラウリル硫酸ナトリウムという成分のせいで口内炎が発生するという報告があります。ただし、必ずしもそうでないという研究もあり、定説にはなっていませんが、気になる人は、この成分を含まないGUMなどの歯磨き粉を使ってみましょう。

 

他の病気から起きる口内炎(に似た症状)

口内炎が2週間以上治らない、数が異常に多い、大きさが1cm以上ある、発熱や倦怠感がある等の症状が見られる場合、下のような別の病気の可能性もありますので、念のために医者に診てもらいましょう。

クローン病

クローン病とは、消化器官の全部に病変が現れる病気で、原因がはっきり分かっていないのが現状で、難病に指定されています。症状が口の中に現れると、口内炎ができます。

ベーチェット病

広い意味での膠原病に含まれる慢性病で、原因はよく分かっていません。主な症状は、口内炎・赤い斑点・眼の異常・外陰部の潰瘍等です。

白板症

口の粘膜に口内炎のような白く変色した病変が現れます。そのうち、大きくなって、糜爛(びらん)や潰瘍になります。がんになる可能性があります。

紅板症

口の中に、鮮やかな赤い病変が現れます。がんになる可能性が高いです。

口腔がん

初期には、口の中の粘膜が白くなって、口内炎に似た症状が現れることがあります。

舌がん

舌がんの初期症状は、舌にできた口内炎に似ているので、見逃してしまうことがあります。

口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)

白板病に似た病気で、口の粘膜に、赤い炎症と網目状の白い斑点ができます。

免疫不全

HIV等の免疫不全で、口内炎ができることがあります。

ヘルパンギーナ

乳幼児や子供の「夏風邪」として知られるヘルパンギーナに罹ると、高熱が出て、口の中に、口内炎のような水疱や水ぶくれができます。

手足口病

子供が手足口病に罹ると、口の中に水疱ができることがあります。

糖尿病

糖尿病の場合、免疫力が低下しているせいで、口内炎になりやすく、いったんできると治りにくい傾向があります。

白血病

白血病の初期症状として、口内炎ができることが多いです。

関節リウマチ

関節リウマチの合併症として、口内炎ができることがあります。

 

口内炎の対処法

他の病気の無い場合の対処法です。

 

ビタミンの摂取をする

口内炎には、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC等が効果的といわれています。

ビタミンB2は、レバー・ウナギ・海苔・アーモンド・干し椎茸等に含まれています。

ビタミンB6は、唐辛子・ニンニク・ピスタチオナッツ・抹茶等に含まれています。

ビタミンCは、赤ピーマン・パセリ・芽キャベツ・ゆず・レモン・海苔等に含まれています。

食事だけでバランス良く摂るのが難しいときは、サプリメントを活用しましょう。

うがいをする

食塩やうがい薬を入れた水で、10秒から20秒のぶくぶくうがいを一回・がらがらうがいを二回します。このセットを、一日に何回か行います。

薬をつける

市販の口内炎治療薬を使いましょう。

バッチタイプもありますので、症状によって使い分けましょう。

蜂蜜を塗る

患部に脱脂綿や綿棒で蜂蜜を塗ると治りが早くなったとの報告があります。

免疫力をつける

免疫力が低下すると、口内炎ができやすくなります。次の様な方法で免疫力を上げましょう。

・良質な睡眠を充分に取る。寝る直前にスマホなどの強い光を浴びると、眠りの質が低下します。

・規則正しい生活をする。朝は、早起きして、朝日を浴び、体内リズムを整えましょう。

・シャワーで済ませず、ゆっくり湯船に浸かる。半身浴や足湯もオススメです。

 参考記事:お風呂で天国のリラックス

・適度な運動を継続して行う。

 

ツボを押す

口内炎に効果があるとされるツボを押してみましょう。

 

歯の治療をする

歯のかぶせもののせいで口内炎になっていないか、歯医者でパッチテストを受けてみましょう。

また、虫歯などのせいで歯に尖っているところがあったり、八重歯だったり、入れ歯が合わなかったりすると、口の中に傷をつけやすいので、きちんと診てもらいましょう。口の中をよく噛んでしまう場合、歯のかみ合わせが悪いこともあるので、歯医者に相談してみましょう。

口呼吸をやめる

口呼吸をしていると口内炎になりやすくなります。意識的に鼻で呼吸をするようにしましょう。

 

口内炎の治療

口内炎を診察する病院・クリニック

口内炎の治療には、次の様なものがあります。

レーザー治療

レーザーを患部に照射して、焼いて殺菌します。治療自体は短時間で終わり、一回で済みます。

高周波治療

高周波を患部に当てて、発生する熱で、消炎・殺菌します。

塗り薬

患部に塗る薬を処方されることもあります。補助的に漢方薬を使用することもあります。

 

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