おならがよく出る人・おならが臭い人必見!悩みを一掃

2017年4月19日

おならはどうして出るの

小腸で消化吸収されなかった食べ物の残りかすが、小腸の下の方や大腸の腸内細菌で分解されるときにできるガスは、ほとんど腸管で吸収されますが、吸収され切れなかったガスが肛門から出てくるものが「おなら」(屁)です。

おならのガスの成分は、90%が口から飲み込んだ空気で、残りの10%が、食べ物が分解されるときにできるガスといわれています。

 

おならの種類

 

発酵型

大腸の入り口付近で、善玉菌が炭水化物を分解し、二酸化酸素や水蒸気を発生させるので出るおならです。

臭くないし、腸管を刺激して、腸の活動を活発にしてくれます。

健康的な「良いおなら」と言えますね。ただし、出るときには、大きい音がしがちです。

 

腐敗型

大腸の出口付近で、消化されなかったタンパク質を悪玉菌が腐敗させて発生するガスのおならです。肉などのタンパク質を多く取ると出やすくなります。

硫化水素・アンモニア・インドール・スカトールなどを含んでいて、臭いが強烈なことが多いです。通常、音はしないか、小さい音です。

 

おならが多くなったり臭くなる病気

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呑気症(どんきしょう)

空気嚥下症とも言い、多量の空気を飲み込んでしまい、お腹が張ったり、げっぷやおならが盛んに出る疾患です。

ストレスや緊張のせいで、無意識のうちに奥歯をかみしめてしまい、唾液と一緒に多くの空気を飲み込んでしまうことが主な原因です。

それ以外にも、食事の仕方に問題があったり(早食い・遅食い・よく噛まない等)、口呼吸、猫背などが原因になることもあります。

 

慢性胃炎

胃の粘膜が弱くなって、炎症が慢性的に繰り返される病気です。ピロリ菌の感染や薬の副作用、ストレスなどが原因となります。

胃の機能が低下するので、消化不良となり、おならが増えます。

その他、胃痛・吐き気・腹部膨満感・胸焼け・胃もたれ・げっぷなどの症状が出ます。

 

過敏性腸症候群(IBS)

下痢と便秘を繰り返す病気ですが、この病気のうち、「ガス型」とよばれる症状の場合、お腹が張り、臭いおならが多く出るようになります。

 

加齢

加齢は病気ではありませんが、おならが多くなる原因となることがあります。中年を過ぎると、腸内の善玉菌が減少して、反対に、臭いおならを発生させる悪玉菌が増えてくるからです。

また、加齢とともに胃の消化能力が衰えて、食べた物が消化しきらずに腸に届いてしまうので、それが悪玉菌により異常発酵して、おならが出やすくなります。

 

生理

病気ではありませんが、生理前には、女性ホルモンのプロゲステロンの作用で、腸の働きが弱くなり、食べ物が腸内にとどまって、ガスが発生しやすくなります。

生理後には、プロゲステロンの分泌は減少し、腸の働きも元通り活発になるのですが、今度は、溜まっていた食べ物やガスを押し出そうとして、おならが出やすくなります。

 

大腸がん

大腸がんの初期症状として、腐敗型のおならが多く出るようになることがあります。出血の症状がある場合は、おならに血の臭いが混じって臭くなります。がんの箇所が腐敗すると、腐敗臭が混じるようになります。

 

大腸憩室炎

憩室(けいしつ)とは、腸壁の一部がポコッと外に飛び出したものです。先天的なものもありますが、多くは、便秘により腸の内容物が停滞し、腸内の圧力が高くなってできる後天的なものです。

食事の欧米化で、肉食が増えたせいで、できやすくなってきたと言われます。加齢によってできることもあります。

普段は無症状ですが、憩室に便が入り込むと雑菌が繁殖し、炎症を起こします。これを憩室炎と言います。憩室炎になると、腹痛や発熱の症状が出ます。そして、臭いおならが多く出るようになります。

 

クローン病

口から肛門まで、消化器の全部に、炎症性の潰瘍が広がってしまう病気です。若い人に多いのですが、原因は不明で、難病に指定されています。良くなって寛解するのと再発とを繰り返します。

主な症状は、下痢や腹痛ですが、おならが多くなる人もいます。

 

潰瘍性大腸炎

クローン病に似た病気ですが、炎症を起こすのが大腸に限られている病気です。

腐った卵のような臭いのおならがでます。

 

胃腸以外の内臓の病気

胆嚢・膵臓・肝臓などの諸器官の病気によって、おならが出るようになることもあります。

 

尿路結石

腎臓から膀胱までの尿の通り道である尿路に結石ができる病気です。主な症状は、激しい腹痛ですが、人によっては、結石のせいで腸管にガスが溜まりやすくなり、結石が体外に排出されるまで、おならが出続きます。

 

乳糖不耐症

小腸で乳製品の消化吸収がうまくできない乳糖不耐症の人が、乳製品の摂取をすると、腸管の中に乳糖が溜まって、臭いおならが出ます。

 

アレルギー

グルテンに対するアレルギーのある人が、グルテンを含む食品を食べると、おならが止まらなくなることがあります。

グルテンは、小麦・大麦・ライ麦などの穀物に含まれるタンパク質の一種で、パン・パスタ・ピザ・シリアル・ケーキ・クッキー・ホットケーキなど、多くの食品に入っています。

 

抗生物質の副作用

抗生物質によって、腸内細菌が死滅すると、死んだ細菌が腸内で腐敗して、臭いおならが止まらなくなります。

 

おならの改善法

何かの病気でおならが出るという人は、まずその病気の治療をしてください。

ここでは、体質や生活習慣によるおならの対処法を述べます。

 

食生活上の注意

食物繊維の多い豆類や芋類を多く食べると、おならが良く出るようになりますが、これは、発酵型のおならなので、健康上は問題ありません。

一方、肉などのタンパク質を多く食べると、腐敗型の臭いおならが出るので、気をつけましょう。

早食いをしたり、麺類をすすって食べると、空気が大量に口から入ってきて、おならの元になります。胃腸に負担をかけないためにも、よく噛んで食べましょう。

炭酸飲料や人工甘味料も、おならを増やすので、控えるようにしましょう。

 

便秘を避ける

便秘がちな人は、腸内バランスが崩れて、ガスが溜まり、おならが多く出るようになります。その場合のおならは、長い時間腸に停滞しているうちに発酵が進んで、臭くなります。

また、便秘は、大腸に憩室ができる原因にもなるので、便秘を改善しましょう。

参考記事:便秘がスルスルと治る奥の手

 

ストレスを避ける

ストレスが溜まると、無意識のうちに唾を飲み込むときなどに多くの空気を飲み込みます。

なるべくストレスを溜めないようにしましょう。

無意識の呑気対策として、スプリントというマウスピースの一種を装着することが有効なことが多いです。

本格的なマウスピースは、歯科医や心療内科に相談して作るようにしましょう。

 

腸内環境を整える

腸内の善玉菌を増やして、腸内環境を整えると、腐敗型のおならが減ります。

ヨーグルトなどの乳酸菌飲料や、ぬか漬け・キムチ・味噌・チーズなどから、乳酸菌を取り込みましょう。

バナナ・大豆・玉ねぎ・ゴボウ・蜂蜜等に含まれるオリゴ糖は、もともと腸内にいた善玉菌のエサになって増やしてくれます。

野菜・果物・豆類に含まれる食物繊維も、善玉菌を増やしてくれます。

また、納豆に含まれる納豆菌は、悪玉菌を殺し、善玉菌を増やしてくれるので、積極的に食べるようにしましょう。

食事だけではなかなか取れない場合、サプリメントを活用しましょう。

ニューパガス

 

姿勢を良くする

猫背などで姿勢が悪いと、腸が圧迫されて、ガスが増えたり、臭いがきつくなったりします。立っているときは、頭が重心の中央にあるよう背筋を伸ばしてください。背中を壁につけたときに、両肩の後ろ側が壁にしっかりついていて、腰と壁の間には、手のひらを差し込めるくらいの隙間ができるのが理想的です。

椅子に座っているときは、深く腰掛けて、前屈みにならないよう頭を真っ直ぐにしてください。

 

ガス抜きをする

ヨガのポーズでガス抜きをすると、腸が刺激され、スッキリします。

 

適度な運動をする

ウオーキングやジョギング等の適度な運動は、腸を刺激して、蠕動運動を活発にしてくれます。

 

口呼吸をやめる

口呼吸をすると、当然、口から多くの空気が入ってきて、おならの原因になります。鼻炎などで鼻が詰まっている人は、治療するようにしましょう。口呼吸をする癖がついている人は、意識して鼻呼吸をするようにしましょう。

 

おなら対策のマニュアル

簡単に体質改善しておならに悩まなくなる方法を解説したマニュアルがあるので、読んで実践しましょう。

 

市販薬

ガスの発生対策用の市販薬がありますので、使ってみましょう。

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