足のむくみをスッキリと解消しましょう

2016年11月30日

どうして脚がむくむんでしょう

一日中立ちっぱなしだったり、座りっぱなしだと、夕方には、脚がパンパンに張っていたり、靴がきつくなったりしていることがありますね。

これは、女性に多い症状で、医学的には浮腫(ふしゅ)といいます。

血液中の体液が、血管の外ににじみ出して、皮下組織に水分が過剰に溜まった状態です。

そうなってしまう原因はいくつかあります。

一時的なむくみ

長時間の立ち仕事・座業

脚は心臓から遠いので、血液が巡りにくいのと、重力で引っ張られて、もともと水が余りやすいところです。そのうえ、ずっと立っていると、脚の血液やリンパ液の循環が悪くなって、細胞のすきまなどに水が停滞するようになります。

デスクワークで座りっぱなしでも、血液やリンパ液の巡りが悪化してしまいます。

睡眠不足や疲労によっても、巡りは悪くなります。

筋力の低下

加齢や運動不足等によって、脚の筋肉が衰えると、脚が担っている血液を心臓に戻すポンプの役割が低下して、脚に水が溜まってしまいます。

塩分・水分の取りすぎ

塩分や水分を取り過ぎると、血液中の水分が増えて、むくむことがあります。

妊娠・生理

妊娠中は、タンパク質の不足・貧血・血行不良などで、脚がパンパンにむくんでしまうことがあります。

また、生理中は、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増えて、プロゲステロンの水分を体の中にため込む作用のせいで、脚をはじめ、体がむくみます。

 

病気によるむくみ

肝臓の障害

肝臓で作られる「アルブミン」という成分は、血管内に水分を保持する役割がありますが、

肝臓の機能が低下すると、この成分がうまく作られず、脚がむくみます。

腎臓の障害

糖尿病腎症や腎不全・ネフローゼ症候群等で腎臓の働きが弱ると、体の中の余分な水分を尿として排出できなくなるので、むくみが出ます。

下肢静脈瘤

下肢とは、脚のことです。脚の静脈が、こぶのように膨らんでしまったのが、下肢静脈瘤です。

太腿やふくらはぎには、血液を心臓に戻すポンプの役割があるのですが、それがうまくできなくなって、脚がむくんでしまいます。

どちらか一方の脚だけむくむことが多いです。

下肢静脈瘤自体は、ただちに命に関わるものではありませんが、脚のむくみやだるさに苦しめられますし、見かけも良くありません。

放置すると、湿疹ができたり、潰瘍になることもあります。

深部静脈血栓症

脚には、血管のポンプの役割がありますが、病気や長時間の搭乗等により、脚を動かさずにいると、血栓ができてしまい、脚がむくみます。

片足だけに起きることが多いです。

この病気によって脚にできた血栓が、血管によって肺に到達すると、肺血栓塞栓症(はいけっせんそくせんしょう)(エコノミークラス症候群)になります。

心不全

心臓に障害があると、全身に血液が循環しにくくなり、心臓から遠い脚が、特にむくんできます。

甲状腺機能低下症

甲状腺の働きが低下して、甲状腺ホルモンの分泌が減少すると、眠気・倦怠感・記憶力の低下等のほか、顔や手足がむくみやすくなります。

むくんだ部分を指でへこませても元に戻らないのが特徴です。

肺気腫

肺気腫とは、喫煙等により、肺の中の肺胞が破壊される病気です。

息切れしたり、呼吸が苦しくなったりするほか、むくみが出ることもあります。

妊娠高血圧症候群

以前は「妊娠中毒症」といわれていた病気で、妊娠中に血圧が高くなったり、尿にタンパクが出たりします。

頭痛・動悸・体重の急激な増加等のほかに、脚や顔がひどくむくむ症状が出ることがあります。

突発性浮腫

ここで「突発性」というのは、原因不明という意味です。脚や顔から始まって、全身が慢性的にむくむ病気です。20代から50代の女性に多く見られます。

骨盤のゆがみ

骨盤のバランスが崩れると、血液やリンパの流れが悪くなり、脚がむくむことがあります。

 

脚のむくみの解消法

何らかの病気によって、脚がむくんでいる場合は、医者の治療を受けてください。

ここでは、一時的に脚がむくんでいる場合の治しかたを解説します。

マッサージ

脚をマッサージして、血液やリンパの流れを良くしましょう。

マッサージは、入浴後に行うのが効果的です。

このとき、マッサージ用のジェル等を使うと、さらに効果が上がります。

ツボを押す

脚のむくみに効くツボを押してみましょう。

足上げストレッチをする

脚を上に上げる簡単なストレッチも、意外に効果があります。

青竹踏みをする

百均でも売っている青竹ですが、血行やリンパの流れを改善し、むくみを解消するのに効果があります。

冷えを防ぐ

血行を悪くして、むくみの原因になる冷えを防ぐために、夏場でも、クーラーが効いているオフィス等では、冷風が直接当たらないように、膝掛け等を使いましょう。

もちろん、冬は、厚めの靴下やストッキング等で冷え対策をしましょう。

脚を動かす

長時間座ったままですと、脚に老廃物が溜まってきますので、座った状態でも、なるべくふくらはぎや足首を動かしましょう。

弾性ストッキングをはく

NHKのガッテン!でも紹介された、弾性ストッキングは、脚のむくみに効くようです。

足の疲れ&むくみ撃退 一番効くのはコレだ!

弾性ストッキング(140デニール 下肢静脈瘤)(ライトベージュ、M)

むくみに良い食べ物・悪い食べ物

カリウムには、利尿作用があり、体の余計な塩分と水分を、尿と一緒に体外に排出してくれます。

バナナ・ほうれん草・キュウリ・タケノコ・煮干し等に含まれています。

クエン酸には、老廃物を排出する作用があります。

レモン・グレープフルーツ・アセロラ・ライム・苺・梅干し・酢等に含まれています。

ビタミンEには、冷えを防ぎ、血管をきれいにして、老廃物を排出しやすくなる作用があります。

アーモンド・オリーブオイル・モロヘイヤ・抹茶等に含まれています。

反対に、冷たいものを飲み過ぎると、体の組織や血管が収縮して、むくみの原因になります。腎臓や肝臓にも悪影響があります。

お酒は、アルコール自体がむくみの原因となるのに加えて、おつまみの塩分や糖質もむくみを悪化させます。

タバコも、ニコチンによって血管が収縮し、さらに、タバコのさまざまな有害物資に対処するために肝臓や腎臓に負担をかけ、むくみを招きます。

血液中の塩分濃度が上がっても、むくみが起きるので、塩分はなるべく控えるようにしましょう。

甘いのもや炭水化物に含まれている糖質は、水分を蓄える性質があり、むくみの元となります。

サプリメントを飲む

多くの有効成分で、むくみを防ぐサプリメントがオススメです。

ハイヒールを避ける

ハイヒールをはくと、足首が固定されて曲がりにくくなり、ふくらはぎの筋肉が伸縮しづらくなります。

そこで、ふくらはぎの持つ、血管のポンプ機能が働かなくなり、むくみの原因になります。

なるべくかかとが低く、足先が広げられるものにしましょう。

どうしても、ハイヒールを履く必要があるときは、ヒールが少しでも低いものにして、通勤時や休みの日は、ヒールのない靴で過ごしましょう。

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