めまいがする原因とは?症状や種類は?重い病気の可能性も!

2017年2月16日

一口に「めまい」と言っても、その症状はさまざまですし、なぜ「めまい」がするのか、その原因もいろいろです。

どうして「めまい」がするのか、その症状や原因を整理してまとめてみました。

回転性めまい

自分自身や、自分のまわりの物(壁や天井など)がグルグルまわって感じられるめまいです。

グルグル回って見えるせいで、気持ちが悪くなって吐き気がすることもあります。これは、乗り物酔いのようなものですね。

ほとんどが、耳のトラブルによるもので、「末梢性めまい」とも呼ばれます。

耳鳴りや難聴の症状がある場合と無い場合では原因が違います。

耳鳴りや難聴のある回転性めまい

耳鳴りや難聴がある場合は、メニエール病・突発性難聴・外リンパ瘻(ろう)・中耳炎・顎関節症などの可能性があります。

メニエール病

内耳(耳の一番奥のところ)にリンパ液がたまって起きる症状です。通常は、どちらかの耳に起きますが、両耳に起きることもあります。なぜリンパ液がたまってしまうのかは、はっきり分かっていません。ストレスによるとも言われます。

メニエール病のめまいは、人によって、数日から数ヶ月の間隔で突然発生し、30分から数時間続きます。

その間、耳鳴りがしたり、耳に何かが詰まったような感じがして聞こえにくくなります。

めまいが治まると、耳鳴りや聞こえにくさも元に戻るのですが、症状が進むと、めまいが去った後も、耳鳴りや難聴が続くようになります。

吐き気・冷や汗・動悸などが伴うこともあります。

突発性難聴

突然に耳が聞こえづらくなる症状です。内耳や、その奥の脳につながる後迷路という部位に問題が生じて起きますが、はっきりした原因は分かっていません。

症状が重い場合には、めまい・耳鳴り・耳が詰まった感じなどが現れます。

外リンパ瘻(ろう)

中耳と内耳の間にある内耳窓(ないじそう)に小さな穴が開いてしまい、内耳のまわりにある外リンパ液が内耳の内側に入り込んでくる病気です。

グッと力をいれて重い物を持ち上げたり、鼻を思いっきりかんだり、トイレでいきんだり、飛行機に乗って気圧の変化にさらされたときなど、内耳の空気圧が急激に変動したときなどに穴が開くことがあります。つまり、誰にも起きうる可能性がある病気ですね。

この病気の場合、ひどいめまいや頭痛で日常生活に支障が出ることもあれば、何の症状も無い場合もあります。

中耳炎

中耳が炎症を起こして膿が溜まると、めまい・耳鳴り・難聴などの症状が出ます。

顎関節症

顎関節は、中耳や内耳の近くにあるので、顎関節症になると、中耳・内耳にも影響して、めまいや耳鳴りが起きることがあります。顎関節症のめまいは、回転性めまいのことも、次に述べる動揺性めまいのこともあります。

耳鳴りや難聴のない回転性めまい

耳鳴りや難聴のない回転性めまいは、良性発作性頭位めまい症の可能性があります。女子サッカーの澤選手のかかった病気ですね。前庭神経炎のこともあります。

良性発作性頭位めまい症

頭を動かしたときなどに、グラグラ目が回る症状です。めまいは、数秒からせいぜい数十秒で治まります。めまいを繰り返すうちに段々軽くなってきて、数週間でめまいが起きなくなります。

内耳にある耳石(じせき)がなんらかの原因で剥がれ落ちることが原因です。

骨粗相症や高脂血症の場合になりやすい傾向があるとの報告もあります。

前庭神経炎

突然に、何の前触れも無く激しいめまいが起きて、数時間から一日以上続きます。眼球が、ピクピクと痙攣したり、吐き気がします。その間は、何もできない状態です。

激しいめまいがいったん治まっても、数日間はめまいが残ります。

内耳にある前庭神経に炎症がおきる病気ですが、炎症が起きる原因ははっきりしません。

 

動揺性めまい

体が地震の時のように揺れている感じのするめまいです。

歩くと、実際に体がふらふらします。

原因によって、中枢性めまい・全身性めまい・薬物性めまい・心因性めまいがあります。

中枢性めまい

耳に原因がある「末梢性めまい」に対して、小脳や脳幹に原因があるので、「中枢性めまい」と呼ばれます。

原因としては、脳梗塞・脳出血のような脳の血管の障害や、脳腫瘍などがあります。

多くの場合、頭痛・体のしびれや麻痺・ろれつのまわらないこと・意識障害などを伴います。

至急医学的な対処をする必要があります。

全身性めまい

どこか特定のところが悪いというわけでは無く、全身の不調から起きるめまいです。

自律神経失調症・貧血・発熱・生理前症候群等が原因となります。

自律神経失調症

自律神経とは、自分の意思では動かせない部分、たとえば内臓の働きやホルモンの分泌などをコントロールしている神経です。

動きを盛んにする交感神経と心身を休ませる副交感神経の2つからなっています。

このバランスが崩れて不調になるのが自律神経失調症です。

バランスが崩れる原因としては、ストレス・不規則な生活・運動不足・体質などさまざまな要因が絡まり合っていると考えられ、なかなか判明しないことが多いのです。

自律神経失調症の症状にはさまざまなものがありますが、平衡感覚がおかしくなってめまいが起きたり、耳鳴りや難聴が起きたりします。

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貧血

貧血とは、血液中の赤血球が減少したり、赤血球中のヘモグロビンが減少する疾患です。

→参考記事:貧血の症状は?改善するには?間違えやすい病気とは?

貧血の症状としては、めまい・耳鳴り・動悸・息切れ・顔色の悪さなどがあります。

貧血の改善には、鉄分の補給をしましょう。

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発熱

扁桃腺炎やインフルエンザで高熱が出たときに、めまいがすることがあります。

生理前症候群(PMS)

生理前のホルモンの乱れによって、めまいがすることがあります。また、生理中にも、貧血によってめまいがすることがあります。

薬物性めまい

抗生物質・精神安定剤・降圧剤・抗パーキンソン病薬等の副作用でめまいがすることがあります。市販の風邪薬や鎮痛剤のせいでめまいが起きることもあります。

心因性めまい

パニック障害などの不安障害の場合、過呼吸や平衡感覚の乱れなどのせいで、めまいが起きることがあります。

また、うつ病の場合、自律神経の乱れ等からめまいがすることがあります。

 

浮動性めまい

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まるで雲の上を歩いているような、体が宙に浮いているようなフワフワした感じがするめまいです。

耳鳴りや難聴は伴わず、体を動かしたせいで起きることもありません。それ程激しい症状は出ないけれども、休息をとってもなかなか治りません。

原因は、回転性めまいや動揺性めまいと共通するものが多いのですが、肩こりや眼精疲労・更年期障害によってなることもあります。

 

眼前暗黒感めまい

眼前暗黒感めまいとは、目の前が真っ暗になってしまうめまいです。いわゆる「立ちくらみ」のことですね。

急に立ち上がったり、湯船からサッと出ようとしたり、激しいショックを受けたりした時になります。ひどいときは、失神したりします。

原因は、起立性低血圧といって、立ち上がったときなど、通常は一時的に血圧を上げて脳に血を送るようにするのですが、その調整がうまくいかず脳が虚血状態になることで起きます。

起立性低血圧は、別名を「脳貧血」といいますが、貧血の一種では無く、低血圧の一種です。

起立性低血圧を引き起こすのは、自律神経の乱れ・怪我や内臓疾患による出血・薬の副作用・アルコールの飲み過ぎ・脱水症状等です。また、加齢により、血圧の調整能力が衰えたり、心臓の力が弱くなって、血液をうまく送り出せなくなったりすることも原因になります。一方、十代の若者の場合は、思春期特有の症状として自律神経が乱れて立ちくらみを起こしやすくなることがあります。

まとめ

以上、4つのめまいの種類を述べてきましたが、それぞれの中間的な症状もありますし、いくつかの種類のめまいが併発することもあります。また、回転性めまいが良くなる過程で、動揺性めまいになるようなこともあります。

見てきたように、実にさまざまな要因が考えられますので、めまい専門の医者に診てもらえば安心ですね。

 めまいの専門治療が可能な病院【病院なび】

めまい専門外来【病院検索ホスピタ】

→参考記事:耳鳴りの種類と原因、治し方や専門外来の紹介

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